「シーシャを試してみたいけれど、身体に害はないの?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
もちろんシーシャは水タバコであり、タバコの1種であるため、全く無害というわけではありません。少なからずニコチンやタールなどの有害物質は含まれています。
しかしながら紙タバコとは違い、水タバコは煙をそのまま吸うわけではなく、水に一度煙をくぐらせるため、ニコチンやタールなどの有害物質をろ過します。
そのためフィルターのみを通す紙タバコと比較すると身体への害は少ないのです。
また、こうした物理的な煙害はさておき、シーシャの体や心へのいい影響は、逆に見逃せないメリットだと言えるでしょう。
今回は誤解されやすいシーシャの健康への影響について解説します。
怪しい?シーシャが危険・違法だと誤解している人も
シーシャは違法であると誤解している方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろん合法です。
日本の法律ではシーシャ(水タバコ)はパイプタバコに分類されており、小売販売許可を受けることで営業が許可されます。
もちろんシーシャはタバコの1種のため、紙タバコと同じように楽しむためには年齢制限が設けられています。
海外などでは18歳以上からシーシャ(水タバコ)を楽しめる国もありますが、日本では紙タバコと同じように20歳未満は禁止されているので気をつけてください。
シーシャの健康への良い影響
シーシャを楽しむことは、身体にさまざまないい影響を与える事実がわかっています。
今回はよく知られているシーシャが身体に与えるいい影響についてご紹介します。
リラックス効果
シーシャにはアロマテラピーのようなリラックス効果があります。
シーシャにはさまざまなフレーバーがあることはご存知ですよね。
柑橘系やベリー系などのフルーティーなものから、ミント系のさっぱりしたものやチョコレート系の甘いものまでたくさんの種類があります。
そうしたフレーバーの中から自分のお気に入りのフレーバーを選び、煙の香りや味を楽しむことで、身体も心もリラックスできるでしょう。
またシーシャを楽しむ際は、ゆっくりとした時間を感じられるはずです。
こうした普段ではなかなか得られない時間の流れが、ストレスや考え事から離れることに繋がり、よりリラックスさせてくれるのです。
集中力の向上
シーシャには集中力を高める効果があるもとされています。
シーシャを嗜むことで身体も心もリラックスし、作業に集中できる効果が知られています。実際にシーシャバーなどで煙を嗜みながら、PCなどで作業をしている方を見かけたこともあるのではないでしょうか。
もちろん、シーシャには微量のニコチンが含まれているため、薬理的な作用が集中力を高める要因でもありますが、シーシャを吸う行為自体が集中力を高めてくれる要因でもあります。
特に喫煙者の方の場合は、紙タバコと比較すると服や身体にタバコの嫌なにおいがつきにくく、紙タバコよりも長い時間シーシャは楽しむことができるため、集中した作業にも適していると言えるでしょう。
シーシャの健康への悪い影響
ここまではシーシャが身体に与えるいい影響についてご紹介してきましたが、もちろんいい影響があれば悪い影響もあります。
シーシャが身体に与える悪い影響についても代表的なものをご紹介します。
タバコのニコチンによる中毒性
シーシャは紙タバコよりもニコチンやタールなどの有害物質が少ないといっても、タバコの1種になるため、そうした有害物質もゼロではありません。
特にニコチンは身体に対して依存性が高いため、シーシャでニコチン依存症に陥り、紙タバコなどの他のタバコに手を出してしまう場合ももあります。
個人差はありますがニコチン依存症になるリスクも忘れないでください。
吸い過ぎによる頭痛
シーシャは吸い方によっては頭が痛くなったり、気分が悪くなるリスクもあります。
こうしたリスクは、正しい吸い方をすることや、時間をかけてじっくりと楽しむことで予防できます。
正しい吸い方がわからない場合は、シーシャバーやラウンジなどで正しい吸い方を教えてもらうか、シーシャ上級者の方などに相談するなどして正しい吸い方を学ぶようにしましょう。
また、ニコチンやタールなどの有害物質によって頭痛や倦怠感、気分が悪くなる場合もありますの、吸い過ぎには注意が必要です。
シーシャは煙を水へ透過させるので害は少ない
シーシャは煙を直接吸うのではなく一度水にくぐらせるため、有害物質がろ過され身体への害が少ないとされています。
しかしながら、水をくぐらせたとしても有害物質がゼロになるわけではありませんので、吸い過ぎには注意が必要です。
まとめ
今回は誤解されているシーシャ(水タバコ)の知識と身体に与える影響についてご紹介してきました。
シーシャは身体に与えるプラスの影響もありますが、タバコの1種であるため多少はマイナスの影響もあります。
良い影響と悪い影響、どちらもしっかりと理解したうえで吸い過ぎには注意しながらシーシャを楽しむようにしましょう。
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